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最初から国際金融への配属を希望して入ったのですよ。 80年代はファイナンスの時代だと思っていましたから。
最初からやりたいことがはっきりしていて、やってこられたのです。 だから不満はなかった。
ただ、それからキャピタルマーケットビジネスをやり、スワップをやり、証券化のビジネスをやり、と来て、次のテーマは不良債権の処理であり、アセットマネジメントのビジネスだと思ったときに、日本の金融機関では無理だと思ったのです。 90年代には米国に2年行って証券化フアンドや日本株ファンドの開発やマーケティングを手がけました。
特にRTC(整理信託公社)の不良債権の処理の仕方や米国の資産運用業界のダイナミズムただ、日本の銀行では、ディーリングはプロではなくあくまでもローテーションの1つとしての仕事であり、いつまでやれるかもわからない。 たとえば、毎日狩りに出て兎を1匹捕まえたらその日の食いぶち、失敗したらその日食すものが何もない。
もちろん、その背景にはかなりの孤独感があるし、緊張の連続です。 でも、生きる原形がそこにあり、当たり前なのだなと思えたのです。
もちろん、人生は仕事だけではないですから、仕事以外の人生とのバランスをとり続けるのは簡単ではないですけれど。 これから外資系に入りたいという人は、その部分に耐えられるかどうかでしょうね。
難しい問題だと思います。 を目のあたりにして、マーケットや経営力の差を痛感しました。
会社を変えるよりも自分が変わった方が早いと実感したのです。 そのためには必ずグローバルスタンダードになる米国のシステムに加わるしかないと思ったわけです。
A木最近、外資系金融機関に就職したいという人が本当に増えてきています。 ただその人気の裏にあるイメージは、「給料が高い。 その代わり、いつ切られるかわからない。 完全に実力主義でお金のために皆働いている」というものだと思います。
本当はどうなのでしょうか。 Y崎一般的に外資系は「1匹狼集団」だと思われているようですが、実際は違います。
成功している会社であればあるほど、ものすごくチームプレイがうまく機能しています。 しかも、グローバルに会社全体のポリシー、経営哲学を共有しています。
つまり、それぞれの哲学という旗印に対する自由参加なのです。 ポリシーに賛同できれば来てください、というわけです。
あと、外資系では人事異動を人事部が決めないというところですね。 極論すれば、その部署に行きたい人と来て欲しい部署があって、うまくマッチングできれば人が動くというわけです。
つまり、自由意思が重んじられる。 T川つまり外資系の場合は原点が「個」にあるわけです。
個の集合としての全体がある。 そこが日本の企業と全く違う。
日本の場合の原点は組織ですよね。

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